yukke色々

プログラムとかお絵描きとかするエンジニア

これは多分 全人類への偏愛

この記事は、noteから移行したものです

 

鬼が嘘をつかないのと同じように俺も嘘をつかない事にしている
嘘をつくと同時に 自分がとても浅ましいふざけた人間のように思えてしまうから

嘘がつけない俺は 不誠実に浅ましい言葉を吐く事をしない
だから友達が苦しんでいる様子を目の当たりにしても適切な言葉で慰めたり勇気づけたりすることが難しい
俺が本当に本当に本能で絞り出した言葉こそが本心であるから 滅多に口を聞かない俺が発する言葉や文章はいつでも本当の心

絞り絞り出した絞りカスのような言葉で人に接しても それは他人が何気なく発した言葉と同じ種類のものだと他人に受け取られるのを知ってる

自分以外が全部そう見えているわけではなくて 俺の心のことを知っている友人は俺の絞りカスを受け取ってくれているだろうか と思う

人からの影響というのは誰も知るように残酷なものだと再確認する
コミュニケーションを上手に扱える者は 正と負の影響どちらも自分のものにしてしまうことができるのか
それがずっと分からないことに気づいた

俺は俺の理解できる範疇のものについて能弁になる
理解できないものについて表現をしようとするとそれは嘘になると思っているからそうしている

俺は全てを理解したい
スプレー缶で描いた落書きとか 一見めちゃくちゃなファッションとか 店員に悪態をつく老人とかに 一切批判をしたくないのは俺がそれらの全てを理解できていないから

大好きな友達とか大好きなゲームとか大好きな人間のことを好きだというのに気後するのはまだ理解できる余地があると思っているから
手放しでの評価をするのは 表面すらも見ることができていないのと同様に 本心での評価をするには奥の奥底まで理解する必要があるといつも思う